【  中央大學校歌  】

一.草の緑に風薫る 丘に目映き白門を

  慕い集える若人が 真理の道にはげみつつ

  栄えある歴史を承け伝う

  ああ中央 われらが中央 中央の名よ光あれ

二.よしや嵐は荒ぶとも 揺るがぬ意気ぞいや昂く

  春の驕奢の花ならで みのりの秋やめざすらむ

  学びの園こそ豊なれ

  ああ中央 われらが中央 中央の名よ誉あれ

三.いざ起て友よ時は今 新しき世のあさぼらけ

  胸に血潮の高鳴りや 湧く歌声もはれやかに

  自由の天地ぞ展けゆく

  ああ中央 われらが中央 中央の名よ栄あれ

    

【  応援歌 ああ中央の若き日に  】

一.憧れ高く空ひろく 理想の光あやなせる

  ああ中央の若き日に 伝統誇る白門の

  戦い挑む旗仰げ 力 力 中央 中央


二.情熱(ねつ)と力の若人が 精鋭こぞりふるいたつ

  ああ中央の若き日に 雄叫ぶ血汐紅は

  闘魂たぎる火と燃える 力 力 中央 中央


三.我らが誇り覇者の歌 燦たり栄光我が生命

  ああ中央の若き日に 今ぞ座らん覇者の座に

  いざ勝どきを揚げんかな 力 力 中央 中央


   

【  中大健児の歌  】


大空晴れて気は澄みぬ 雲にそびゆる芙蓉峰(ふようほう)

照る日に光る姿こそ 中大健児の表徴なれ

中央 中央 おお我等が母校

    

【  若き血潮  】

若き血潮みなぎる 中央の意気をみよ

栄光はさんとして 我らが上にあり

歌わずや伝統中央

我らが門出 のぞみにみちて

見よ中央の大旗のゆくところ 陽もかげりてあわし

若さこそ 力こそ 我らが命 戦いはきよかれ

誓ひの殿堂は おごそかに 大空の元に輝く

歌わずや伝統 中央

歌わずや伝統 中央

    

【  惜別の歌  】

一.遠き別れに耐えかねて この高楼にのぼるかな

  悲しむなかれわが友よ 旅の衣を整えよ

二.別れといえば昔より この人の世の常なるを

  流るる水を眺むれば 夢はずかしき涙かな

三.君がさやけき目の色も 君くれないの唇も

  君が緑の黒髪も またいつか見んこの別れ



【  首途の歌  】

一.若紫の根も強く 生れ立ちし子が夢醒めて

  東天遥か地の果てに 泉汲まんと出づるなり

二.流転の運命春は逝き 人は老ゆれど何かせん

  若き血潮はみなぎりて ただ東へと強うるなり

三.さもあらばあれ道遠く 凋落の野に野分け立ち

  万象すでに凍るとも などて怯るまん我が心